フタッフ雇ったら病気になった話 〜幸せのカタチ〜

こんにちは^ ^青山です。

 

今やコロナでほとんどの業種が大変な時期にあります。

このようなピンチの状況になって、ますます

「あぁ、一人サロンでよかったー」

と思うのです。

(厳密に言えばスタッフ一人いますが今は育休中で私ひとりでサロンやってます。)

私の周りのミキモトコスメ導入サロン仲間は、みんな「お一人サロン」。

こんなコロナ禍でも順調かつ「過去最高売上」達成をし続けておられます。

 

 

今日は私の仕事観について語ろうと思います。

ちょっと長いお話になりますので、興味ある方だけ読み進めてください。

 

 

私は外から見ると何事もなく順調にサロンを成長させてきたように思われますが、全然そんなことないです。

実は色々ありました。

 

自宅サロン時代は一人でやっていましたが現在はスタッフ一人居ます。

 

スタッフを雇うメリットは

●自分が労働しなくても売上、利益が出せる

●それによって生まれた時間を有効活用し、他の時間に充てられる

次のステップのための勉強の時間に充てるのもヨシ。

集客のためにブログを書く時間にするのもヨシ。

心と体を癒すために旅行へ行くのもヨシ。

新事業のために行動するのもヨシ。

というように時間を何に使うのかは自由。

 

 

ただ、人を雇うにしてもリスク(デメリット)があるワケです。

 

●自分のお客様をストップし、新スタッフの教育をしなくてはならない

その時間は自分のお客様をストップしてるせいで売上は0。

尚且つスタッフの研修には、その時間スタッフの時給が発生してるのでその時間の売上は実質マイナス。

そのスタッフが一人でお客様に入れるようになり、リピート客を作れるようになるまでは経営者としては「投資」になります。

スタッフを増やしたからって、すぐに利益が出るわけではなく、まずはマイナスからのスタート。

スタッフが成長してから雇うことへの旨味が出てきます。

 

●売上がいいときは良いが、ないときであってもスタッフの給料は払わないといけない。

1日のうちにご予約がゼロであっても、それに合わせて

「お客さんないから今日は休みで」

なんて言えないワケです。

忙しい日であっても、ヒマな日であっても出勤してもらいお給料は払わないといけません。

 

●スタッフの管理、マネジメントも大切

スタッフは売上を上げてくれるロボットではありません。

当たり前ですが人間なので、不満や要望があれば聞いてあげないといけないですし、コミュニケーションを図るために食事に行ったりしてスタッフのケアもしなくてはいけません。

 

●サロンをスタッフに任せて、自分が現場に居なくても、サロンオーナーという立場的にお店が気になって気持ちが休まらない

身体は休んでるようで、気が気でなく心は休みになってない。笑

 

 

という、人を雇うにあたってこのような(他にもいくつかありますが)メリットデメリットもある中で、私はお店を自宅サロンからテナントに移った勢いに任せて一人雇ってます。

それが今育休中のスタッフです。

はじめこの子が面接に来てくれたときから見た目はギャルで、「大丈夫かな?」と思いました。笑

しかし、とても覚えが早くエステの仕事も少し経験してただけあって、今となってはスタッフとして迎えて良かったと思っています。

もう4年いてくれてますが、よく働いてくれて要領もいいしとても信頼できるスタッフです。

このスタッフがいてくれるから過去最高、過去最高利益も出せました。

私が勉強会に参加してても、お店を稼働してくれてたりありがたい面がたくさんありました。

 

 

そこでこのスタッフが成長し、居てくれるありがたみを感じて私の気持ちに余裕が出て来たとき、

「もう一人雇ってみよかな」

と求人をかけてみたんですね。

 

そこで一人面接に来てくれた子を雇い入れてみました。

ここから3ヶ月、私はサロン経営至上一番しんどい思いをします。笑

 

 

 

面接の時にはわからなかったのですが、雇ってみてなかなか問題あるスタッフでした。

その子の問題点↓↓

●仕事が覚えられない

●お客様からクレーム入る

●私に媚びを売る

●前らかいるスタッフの言うことを素直に聞かない(自分が年上だということにプライドがある)

●体力がない

…など。

一つ一つ深いエピソードがあるのですが、まぁ私にとってかなり頭を悩ます人物でした。

 

教えてもなかなか成長してくれず、スムーズにキレイに仕事ができないので、やり残しや後処理に私や他のスタッフの仕事が逆に増え、全く生産性が見えなかったんです。

この先、この子がいる事でサロンのプラスになる未来が見えず絶望していました。笑

 

もう言ったら何ですが、

「この子が居ないサロンに戻りたい」

と求人出しときながら雇った私が思う始末。

 

だからといって経営者から一方的に

「やめてください」

なんて言えないワケです。労働基準法がありますから。

雇ってしまったことをすごく後悔したんですね、、。

 

日頃、私の仕事って、

●目の前のお客様の接客

●新規客獲得のための活動(ブログやSNS)

●顧客フォロー(お客様個人とのラインのやりとり、ニュースレター作成、メルマガ発行)

●新商品の勉強や導入サロンのフォロー

など忙しいワケです。

ほんと1日があっという間に過ぎます。

このようにやる事も多く忙しい私の毎日の中に、毎日毎日その子がしでかす粗相やストレスが私に重くのしかかります。

今まですごく順調だったのに、こんなにも自分の思うようにコントロールできず思い悩む日々が続くのは、おそらく自分の人生で初めてでした。

そしてある日、私の中で爆発が起きます。

 

 

ある日の昼過ぎ、何となく顔の感覚がおかしい。

「なんか変やな」

と思って、鏡で顔を何度も見るけどもそんな変化も分からず

「気のせいかな」

と思って見過ごしました。

 

そしてその次の日の朝、鏡で顔を見て愕然!

顔の右半分が動かくなってたんです。

まばたきもできず、目を閉じようと思ったら白目になるし(笑)

笑っても右の口角が上がらないので歪な顔になります。

どんだけ頑張って顔を動かしても思うように動かなく、もう恐怖でした。

自分の顔に起こってることが怖すぎて、急いで病院に行ったら

「顔面神経麻痺やね」

と。

原因は様々ありますが、強いストレスを感じたことによって起こった可能性が高いとのこと。

先生の問診で当てはまることが多く、原因はあのスタッフによるストレスだと確信しました。

もうどう考えてもそれしかないのです。

寝ても覚めてもその子の悩みでいっぱいでしたから。

 

顔面神経麻痺を調べると一生治らない可能性もあるとあり、絶望。

その日から毎朝、強いステロイドの点滴を1時間しに通い、それから仕事にいく毎日。

こんな顔になって、病院に通う時間や手間もムダ。

お客様に入れない時間も生まれてしまいマイナス。

そして仕事に行ったら行ったで問題のスタッフがいる。

「なんなんこの負のループ!」と思わず自分にツッコミを入れる。笑

 

 

顔面麻痺なったことある方います?

・口をつむれないので、口ゆすいでも水がこぼれる。

・目が閉じれないのでシャンプーが目にしみるし、寝ててもまぶたがあくので結膜炎防止にまぶたにサージカルテープを貼って寝る。笑

・ストローが吸えない

・舌の半分味覚がなくなる

なんか色々不便でしたが、何より表情がアンバランスなので、私の顔を見た方が心配します。

お客様にバレないようにマスクをして顔を隠していましたが、もうこの不気味な顔を見られたくないのでお客様と視線を合わすのが嫌で仕方なかったです。

 

 

そんな中ある日、会議出席のためお店をスタッフ二人に任せて出ていました。

すると信頼してるスタッフから着信。

めちゃくちゃ嫌な予感して電話に出たら

「青山さんどこにいます!?すぐに帰ってきてください!!」

と大泣きしながら電話してきたんです。

「もう私の心臓どっか行くんちゃうかな」

と、変な動悸を感じながら店に飛んで帰りました。

 

何が起こったかというと、元々居るスタッフが積み重なる新人スタッフの不注意にしびれを切らし、一つのことを注意したら、新人スタッフも食ってかかるというケンカに発展。

そこに顔面麻痺真っ只中の私が戻り、3人椅子に座って話し合い。

「なんなんこの構図、、」

と、心の中で思いながらこの状況に私は呆れつつ二人の話を聞く。

 

もう、「なんでもいいから私の大切な店でやめてくれ」と思いました。(言葉では言ってないですよ)

私にとってホントに負の時間。

新人の子に対して解決策が見えない。

 

そう思ってたら挙げ句の果てにそのケンカをきっかけに

「もうこんな気持ちで出勤できません。やめます。」

と彼女はその日を境に辞めたのです。

 

 

ーーー。

 

嵐のような3ヶ月。

私の顔面麻痺を残して彼女は突如いなくなりました。

 

もうその瞬間私の魂は抜けました。

それと同時に穏やかな気持ちが私の心をよぎったのです。

 

「あぁ、これで平和な日常に戻る」

と。(遠い目)

 

 

 

そんな出来事があって私は強く思ったのです。

「自分の心が本当の意味で幸せを感じれる仕事の仕方をしよう!」と。

 

 

「スタッフを増やして売上をあげてお店を大きくする!」

「1店舗にとどまらず、2店舗、3店舗と規模拡大をはかる!」

サロン経営をするにあたって、このようにサロンを大きくすることが立派で正しい夢かのように思いますが、決してこれをするから成功ではない。

何が成功なのかは自分の心が決めること。

自分の心の幸せ度が成功の物差し。

そして私の中ではハッキリと大切なものが見えたのです。

 

 

 

私が仕事に求めること。

もうお金ではない気がしてるし、その領域にいます。

サロン勤め未経験でサロンオープンし、それから10年無我夢中で仕事をしてきました。

「売上を上げること・利益をあげること」

に、わりとフォーカスをあてていました。

だからといって、お客様を大切にしてないワケではないですよ。

そこは一番に思ってやってきたワケですが、お店を大きくしていく野心やハングリー精神も持ってやってきました。

でも今の自分は違います。

欲をかかない。見栄はりも背伸びもしなくていい。

チャレンジすることは良いこと。

ただその方向性を間違わないこと。

「スタッフを増やして利益を増やす」なんて考え、もう二度と望まないしやりません。

スタッフを増やすことで、本来の仕事がおろそかになっては本末転倒。

 

何が一番大変かって、スタッフの教育。

新しく雇うとお金も時間も労力も重くのしかかります。

まして今回のように、雇った子がみんながみんな成長できる子ではない、ということ。

私が経験した悪夢のような状況に、またなり兼ねません。

 

 

今、スタッフが育休中で再び一人サロンになって1年ですが、改めて

●目の前のお客様に喜んでいただけて、誰かに貢献できてる喜び

●現場に密着することによって、「もっとこうすれば喜んでいただけるのではないか」というアイデアがポンポン浮かび、次のステップへのパワーの芽生え

●100%自分のペースで仕事ができる身軽さ

●私を必要としてくれるお客様との相思相愛の関係の構築

という、仕事のやり甲斐と幸せを感じています。

 

なおかつ、一人サロンでも毎月7桁の売上は必ずあります。ここ数年ずっと。

好きな時間に働いて、好きな仕事をして、好きなお客様の接客をして、収益もしっかりある。

プライベートでは、好きな車にも乗れて、好きなところに住んで、好きなものが買えて、お金の不自由によるガマンもそんなになく過ごせています。

今が申し分なく十分幸せな状況です。

もう最高でしかない

 

 

これ以上を求めて欲なんてかく必要がない。

今から新店舗出したり、お金と労力と時間を使ってまで拡大なんてしようとも一ミリも思わない。

自分の利益ばかり追い求める私はどこかへ行きました。

自分の余裕が出てきたんでしょうか、最近になって「人助け」という新しい自分のやりたい分野ができました。

だから今、私は他の私と同じような個人サロンオーナーさん達のお手伝いができたらと思って、自分もサロンワークしながらそちらの活動をしています。

それが「パールフェイスエステ」やミキモトコスメ、健康食品の導入サロンさんのサポートです。

私はミキモトに出会ってから、サロンの状況も大きく救われました。

また、そこで関わる方々もあたたかくいい人ばかりで、しんどい時も精神面でも支えられてきました。

だから私はこの恩を新しい方へ繋いで行きたいと思ったのです。

 

スクールや導入を通して、大げさではありますが、そのサロンオーナー、その向こう側にいるお客様の人生が少しでも幸せになっていただけたらと思うのです。

微力ながらそんなお手伝いができたら私は嬉しいです。

 

この活動もまだまだ浅いですが、正しい方向にチャレンジをしていこうと思います!

幸せの輪が広がりますように。

 

 

PS:顔面神経麻痺は発症して3ヶ月で治りました^ ^

ほんまに治ってよかったです。笑

 

 

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